犀川~泉小太郎をめぐって(3)

信州の昔話「泉小太郎」の古い資料として、江戸時代中頃に

松本藩主によって編纂された『信府統記(しんぷとうき)』があります。


それによると‥ (現代語訳)

 「大昔、松本・安曇平は湖で、犀竜という女の竜が住んでいました。

須坂市の高梨には白竜王という者がいて、二人は結婚して塩尻市・鉢伏山の麓の

中山(和泉)で、日光泉小太郎を生みました。

 母の犀竜は醜い自分の身を恥じて、湖の底に隠れてしまいました。」


そして小太郎は、放光寺▼がある松本市城山あたりで成長しました。

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松本日光・放光寺」は、松本・蟻ケ崎を登った松本の”山の手”にあります。

今では住宅地の中に紛れていますが、本尊の「十一面観音」は平安時代後期に

製作された木造仏で、由緒ある寺です。

六角堂があって▼お堂を指定の方向に廻ると身が清められるとの事‥

DSC03328.jpg 

「日光泉小太郎は、母を捜し歩いて松本市島内の「尾入沢」で会うことができました。


人の住める土地にするため、小太郎は母の犀竜の背中に乗って、大岩に体当たり!

湖の水は流れて、豊かな土地になりました。」

こちらは▼城山の北・アルプス公園の斜面にある「泉小太郎のしだれ桜」

DSC03331.jpg 

この昔話は、治水や農地開拓の伝説でもあります。


県歌「信濃の国」でも『北に犀川・千曲川~♪』と、唄われている通り

長野県を代表する川である”犀川”の名称の縁起は、この犀竜です。

そして、父・白竜王がいた須坂で千曲川と合流します。


「小太郎は白竜王・犀竜と共に、大町市の仏崎の岩窟に住みました。

彼らが拓いた土地は、田畑が広がり里になりました‥」

 仏崎は大町市の高瀬川沿いで、こちらは上流の葛温泉付近▼

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こちらは▼大町市・大町ダムにある木彫りの小太郎

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          あずさ堂小林       
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