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矢村の矢助~八面大王の昔話(2)

信州の昔話「八面大王」が住んでいたという

「魏石鬼(ぎしき)の窟(いわや)」まで行きました。


場所は、安曇野市の中房温泉方面を進み▼有明山神社の奥を登った所。

DSC04573.jpg

今回は、『八面大王が乱暴をして、村の住民を困らせていた』という伝説から始めます。

ここで、『矢村の矢助』という優しい若者が登場します。


ある日、村で罠にかかった山鳥が、絞め殺されようとしている場に出くわしました。

矢助はかわいそうに思って、銭を払って放してあげました。

その年の暮、道に迷った娘が家にやってきて、親切にも泊めてあげました。

雪が続く日々、二人は好きあって夫婦になりました。


雪が解ける頃、また八面大王が暴れだして、都から征夷大将軍”坂上田村麻呂”が

使わされて、退治しようとします。

岩窟は、巨大な花崗岩で組まれた古墳で、上に祠が建てられています▼

DSC04568.jpg DSC04574.jpg

ところが、八面大王は強くて、ただの弓矢では倒すことができません。

将軍・田村麻呂は、近くの満願寺に願をかけると観音様が現れて、こう告げます。

『33節ある山鳥の尾羽で作った矢で射れば、大王を倒せます』

田村麻呂が、村々にお触れを出して山鳥の尾を捜させました。

すると、矢助の女房がこう言って去って行ってしまいました。

『私は、以前助けていただいた山鳥です。

一族が大事にしてきた33節の尾を差し上げます。』

田村麻呂は、その尾で作った矢を射ると命中して、八面大王を倒すことができました。

でも、矢助は山鳥が帰って来ることを毎日待って暮らしたとさ‥

‥という、『鶴の恩返し』に似た話が加えられて、伝わっています。  つづく


こちらは、有明山のふもと「穂高温泉郷」にある「八面大王の足湯」▼

DSC04074.jpg 

          あずさ堂小林       
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テーマ : 史跡・歴史的遺物
ジャンル : 学問・文化・芸術

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