鉢伏山と泉小太郎
長野県の松本・岡谷・塩尻市にまたがる鉢伏山に登りました。
前回は、扉温泉からの登山道5.8kmを往復4時間かけて歩きましたが、今回は塩尻市の
高ボッチ高原経由で、駐車場から徒歩15分のコース☆
梅雨の晴れ間、6月の鉢伏山の風景▼
鉢を伏せたような、なだらかな山頂を目指します。
前回に続き、1724年に松本藩で刊行され た「信府統記」という地誌に記された
泉小太郎の民話を要約してみます。
「人皇12代景行天皇12年までは、この辺りの平地は皆、山々の沢より落ちる水を
たたえて湖だった」
松本盆地は湖だったという民話です。 鉢伏山登山道より▼
ここには諏訪大明神の化身である犀龍がいた。
また、高梨(須坂市)という所の池に、大日如来の化身である白龍王という者がいて
犀龍との間に一子をなし、日光泉小太郎が八峯瀬(はちぶせ)山にて誕生した。
登山道から見える美ヶ原▼ 蓼科山方面▼
「その後、犀龍は我が姿を恥じて湖水にへ入り隠れてしまった。
小太郎は母の行方を訪ねたところ、尾入澤(松本市島内)という所に至って逢うことができた。」
頂上付近から眺める北アルプス▼ そして山頂!標高1928m▼
犀龍は小太郎に語って教えました。
『我に乗るべし!この湖を突き破り、水を落として平陸となし、人里にしよう!』
鉢伏山の展望台に行く途中、鉢伏権現の鳥居があります▼
展望台の南には、諏訪湖がぼんやりと見えます▼
諏訪大社の化現である犀龍は、一山超えてやって来たのか?ファンタジー☆
山清地という所の巨巌を突き破り、また水内の橋下の岩山をも破り開きて千曲川の
川筋で越後の国の大海まで乗り込みました。
湖水の水が落ちて陸となり、田地を開き郷村出来にけり‥
鉢伏山展望台から見下ろす松本平▲
前回は、扉温泉からの登山道5.8kmを往復4時間かけて歩きましたが、今回は塩尻市の
高ボッチ高原経由で、駐車場から徒歩15分のコース☆
梅雨の晴れ間、6月の鉢伏山の風景▼
鉢を伏せたような、なだらかな山頂を目指します。
前回に続き、1724年に松本藩で刊行され た「信府統記」という地誌に記された
泉小太郎の民話を要約してみます。
「人皇12代景行天皇12年までは、この辺りの平地は皆、山々の沢より落ちる水を
たたえて湖だった」
松本盆地は湖だったという民話です。 鉢伏山登山道より▼
ここには諏訪大明神の化身である犀龍がいた。
また、高梨(須坂市)という所の池に、大日如来の化身である白龍王という者がいて
犀龍との間に一子をなし、日光泉小太郎が八峯瀬(はちぶせ)山にて誕生した。
登山道から見える美ヶ原▼ 蓼科山方面▼
「その後、犀龍は我が姿を恥じて湖水にへ入り隠れてしまった。
小太郎は母の行方を訪ねたところ、尾入澤(松本市島内)という所に至って逢うことができた。」
頂上付近から眺める北アルプス▼ そして山頂!標高1928m▼
犀龍は小太郎に語って教えました。
『我に乗るべし!この湖を突き破り、水を落として平陸となし、人里にしよう!』
鉢伏山の展望台に行く途中、鉢伏権現の鳥居があります▼
展望台の南には、諏訪湖がぼんやりと見えます▼
諏訪大社の化現である犀龍は、一山超えてやって来たのか?ファンタジー☆
山清地という所の巨巌を突き破り、また水内の橋下の岩山をも破り開きて千曲川の
川筋で越後の国の大海まで乗り込みました。
湖水の水が落ちて陸となり、田地を開き郷村出来にけり‥
鉢伏山展望台から見下ろす松本平▲
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