鷹狩山~仏崎観音寺<泉小太郎の昔ばなし

長野県の登山道につながる道路が、ほぼ開通して登山シーズン開幕!

今年、初めての登山として大町市の鷹狩山(たかがりやま)に登りました。
登山といっても、頂上近くに駐車場があり、そこから北アルプスを眺めました▼
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蓮華岳・爺ヶ岳から鹿島槍・後立山連峰が連なっています。
1枚の写真に収まらない位の大パノラマです。

大町まで広がる松本平を眺めていたら、民話「泉小太郎」を思い出しました。
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視線を南に移すと、有明山の背後に燕岳・常念岳・蝶ヶ岳が白く見えます▼

「泉小太郎」は、この盆地の南にある鉢伏山から北の大町に伝わる昔話です。
‥遠い昔、この辺りは一面の湖だったといいます。
その湖に犀竜という女神が住み、小太郎を生みました。
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小太郎は湖の傍らのわずかな土地で暮らす、貧しい農夫に育てられました。

『この湖が田んぼになったらなあ』と、土地の人々は嘆いていました。
小太郎は『この水を落として陸地にしようと』と思案しました。

大町市常盤泉の泉公民館前に、ナニコレ珍百景的な小太郎オブジェがあります▼
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小太郎は自分が竜の子であることを知り、母の犀竜を訪ねました。    
犀竜は小太郎を背に乗せ、山清路の巨岩に体当たりして打ち崩し
水を日本海まで流すと、肥沃な土地が出現しました。

小太郎は十日市場川会(とうかいちばかわい)に住み、後に父母竜と共に
この里の守護神として、仏崎の岩穴に入り隠れました‥

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泉公民館から次に、仏崎の岩穴があるという観音寺に行ってみました▲
参道を進むと、特徴的な屋根の本堂があり、シャクナゲが見頃でした☆
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本堂の右脇に、木彫りの竜と小太郎の像があります▼

小太郎がクワを担いでいるように、この民話は開拓伝説を伝えています。
竜神信仰を持つ安曇氏が、この地で水田開発をした際の困難を物語って
いるのかもしれません。
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本堂の裏山に、犀竜たちが隠れた洞窟があるという言い伝えですが
崩れやすい地質のため、裏山への門は閉ざされています▼
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帰り際、手水舎を見ると、龍の水口はよく見かけますが、
龍の上には小太郎がまたがっています。

まさに宙に翔び立とうと、空を指差す姿は、民話「泉小太郎」の終着点に
ふさわしい意匠!
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