京ヶ倉~生坂の風景

長野県生坂村に京ヶ倉(きょうがくら)という、標高990mの山があります。
展望スポットとして「面白い山」という評判を聞き、登ってみました。

ガイドブックに『生坂小学校に向かう村道の先に登山口がある』と書いてあります。

生坂小学校は通うのも大変な坂の途中にあり、さらに登って行くと、
「こや城」登山口に突き当たり、車を停めて山頂を目指しました。
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樹林帯を探検気分で進んでいくと、ところどころ急勾配があります▲

山の中腹辺りで視界が開けて、「おおこば見晴し台」という案内表示が立っています。
眼下を犀川がUの字に蛇行して流れ、右下に生坂ダムが見え▼
その向こうの集落に中学校や役場があります。
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中央の丘陵には日岐城址があったそうです▲
京ヶ倉も戦国時代、武田信玄との戦いに備えた のろし台があったとの事☆

この登山道は、武田氏滅亡後も古戦場になり、そんな史跡をさらに登りました。
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北アルプスは雪渓がほとんど消えて、判別しにくいのですが、
蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~有明山が、雲の切れ間から見えました。

稜線に出て、松の木の枝ぶりを眺めつつ進むと「馬の背の道」があります▼
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ナイフの刃のように切り立った尾根の岩で、松に隠れていますが左右絶壁!

ロープが渡されているのですが、いざ渡ろうとしても高所恐怖にとらわれます。
頂上が向こうに見えているのに、足を踏み出そうとすると
「ダメよ~ダメダメ」という日本エレキテル連合のフレーズがよぎりました。

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馬の背西側の風景▲
引き返そうかと思いあぐねて、馬の背と言う位だからまたがって行けばどうだろう?
と、ヨチヨチ歩きでナイフリッジを越えました!

さらに、「トドの背岩」▼の巻き道を進んで、最後の岩塊をよじ登ると頂上です☆
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「京ヶ倉990m」という標柱にたどり着き、この先は「大城」という峰に続いています。
頂上付近は松が岩塊に映えて、まるで日本庭園のよう♪

一休みして、眼下の壮大で厳かな景色を眺めました。 
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西の山波が地平から力強く伸びあがって、天を摩しています。
空の雲が動く度に、山々は居住まいを正し表情を変えます。

何百万年前かの昔の姿でそびえる山が、表現豊かに語りかけます。
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蛇行する犀川は龍のようで、この地に残る龍神信仰を思い起こさせます。

目を北西へ移すと麓に湯の沢温泉があり、川は日本海へ向かいます。
幾重にも重なる山々の稜線は、濃緑から透明な空色へのグラデーション。
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夏の終わりの山のたたずまいに魅入られながら、来た道を引き返すことにしました。
低山ですがバリエーションに富んだ、スリル満点登山でした。
北アルプスが銀色に輝き、名物のヒカゲツツジが咲く頃がベストシーズンでしょう。
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振り返って眺める山も、粛然とした神秘が宿っています。
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