塩の道をゆく(1)<栂池~牛方宿

新潟県との県境にある、長野県小谷村に行きました。

栂池スキー場から、白馬連峰への登山口まで、登山客がリフトで登っていきます。
でも、今回は登山ではなく、「塩の道」を歩きにやってまいりました。
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塩の道というのは、岩塩がとれない日本で、海から内陸へ塩を運んだ道です。

特に「千国(ちくに)街道」と呼ばれる道は、塩の道の古道がそのままの姿で
多く残っています。
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その「塩の道」のハイライトといえる小谷からスタートしました。

栂池スキー場を左手に見ながら、「親の原の街道」と呼ばれる道を歩き
前山百体観音~牛方宿~千国宿までのコースを散策してみました。
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牛馬によって日本海の糸魚川から大町~安曇野~松本まで、塩だけでなく
海産物・薬・輪島塗の器など日常品の物も運ばれました。
逆に、松本から越後への荷物は、下り荷とも呼ばれて、麻や茶・大豆
たばこ・紙・綿など多種多様だったようです。
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現在、塩の道のほとんどは生活道路として舗装されていますが、
車は通れずに、観光道路として未舗装のままの部分があります。

原生林の中を分け入っていくのは、冒険アドベンチャーの
おもしろさがあります☆
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「史跡 前山百体観音」を見つけ、案内板を読むと「伊那高遠から招かれた石工の
作で、百体の観音像を連立供養したもの」と書かれています。
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足裏に土の感触と歴史を感じながら、日本海へ向かって歩いていきます。
心細くなりつつも、湧水のせせらぎや、鳥のさえずり、石仏などに和みます。
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一旦、舗装道にでると、「牛方宿」の茅葺屋根が現れます。

かつて、荷物を運んだ牛と牛方が一緒に寝泊まりした宿で、
現在は、県宝として、資料館になっています▼
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牛方宿の近くに「塩蔵」が移築・復元されています▼
腐食するので鉄を使わずに建てられています。
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牛方とは、牛を使って荷物を運ぶ人で、一頭の牛に2俵づつ付けて
一人前の牛方は6頭を追ったそうです。
千国街道の表示のある古道にはいると、親坂という坂道になります▼
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山から海へ向かう道は、下り坂が多くなります。
途中、「弘法清水」という水飲み場が残っています▼
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2つの石船があり、牛と人がそれぞれ飲んで、疲れを癒したことでしょう。

牛による輸送は、5月~11月半ばくらいまでで、雪で牛が通れない時期は
ボッカと呼ばれる人たちが、荷物を背負って運んだそうです。
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牛が足を滑らせないように敷かれた石畳が残っていて、当時の面影を
偲ぶことができます。
さらに、季節の移り変わりを感じながら、千国街道を歩いていくことにします‥
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