千国宿<塩の道をゆく(2)

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2」は、2015年10月21日の未来に
タイムトラベルする話です。

日本海と長野県を結んだ「塩の道」は、5千年前からヒスイが運ばれる道として
考えられています。

糸魚川を起点として、千国番所~白馬・大町を経て松本に向かう
「千国(ちくに)街道」を、過去にタイムトラベルするように、たどってみたくなりました。


江戸時代、長野県小谷村の千国には、松本藩の関所があり
現在、「千国の庄資料館」の施設が作られています▼
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番所跡が復元されていて、リアルな役人の人形や、御用提灯、
当時の道具類が置かれています▼
ここで、通行税を徴収し、塩や海産物の荷物検査、人物改めが行われました。
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糸魚川から千国までは、険しい峠越えが多く、狭い道が続くため、荷物を馬ではなく
牛に背負わせて運んだようです。
千国番所跡の脇に、牛と牛方のブロンズ像が置かれています▼
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国道も鉄道も、姫川沿いの谷の方へ移ったので、この千国の集落は
時間が止まったかのような風情があります。
施設内に塩を貯蔵する「塩倉」があります▼
塩を安定して供給するため、流通を調整していたそうです。
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荷物を背負って運ぶ人は「歩荷(ボッカ)」といい、当時の姿を再現した
ボッカ像もあります▼
庶民の、つつましくも逞しい生活が浮かんでくるようです。
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千国番所を後にして、松本方面へ向かいます。
村境には「庚申(こうしん)塔」という石塔が置かれています▼
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この先、古道の真髄のような、親坂に入っていきます。
坂の入口に、馬頭塚という馬を供養する観音菩薩像が残っています▼
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沢に沿った坂道なので、水が道に入り込んだりしますが、石畳が
敷き詰められているため、水はけ良くなっています。
それでも、かなり滑りやすくて、牛でも難渋しそうな傾斜が続きます。
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牛が重い荷物を背負って、足を怪我したら大変とあって
牛用のワラジを履かせ、手綱を短く持ってゆっくり進んだようです。
途中に、牛つなぎ石が残っています▼
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石に丸い穴が開いていて、手綱をつなぎとめて一休みしたのでしょう。

さらに、先を進むと「錦岩」と書かれた壁のような大岩があります▼
雨に濡れると七色に変化するといいます☆
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長野県側からは「千国街道」と呼ぶこの道も、新潟側からは「松本街道」「糸魚川街道」
などとも呼ばれています。
塩の道は、他にも愛知県岡崎市から飯田~伊那~塩尻~松本の三州街道
静岡県御前崎からの秋葉街道などがあります。
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また、いつか、タイムトラベルの続きをしてみましょう。

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